撮影環境について

商品の撮影方法についてのマニュアルです。

■自然光で撮影してみよう

日中に日の差す明るい窓を光源として利用してみましょう。

おすすめの時間帯

夏:9~15 時

冬:10~14 時

白い模造紙を敷き、その上に撮りたい物を置きます。

左側にレフ板を置いていますが、レフ板がないようでしたら白い模造紙を置き、倒れないうブックエンドなどで固定しても良いです。

日の光を浴びた色というのは、通常、日常の中でよく目にする物なので、日光を利用することで日常の見た目のイメージに近い色を再現できます。

直射日光は光が強すぎるので白いレースのカーテンを引くか、トレーシングペーパーを窓に貼るくらいがちょうど良いでしょう。

部屋の明かりは消し、カメラのフラッシュも使わずに撮ってみてください。

暗いと感じる場合は、カメラの露出補正機能や、レフ板を使って明るさを調節します。

コストをかけず、手軽にできるのですが『晴れた日、光のさす時間帯』しか撮影できないのが難点です。

その為、人工の光(ライト)などを使って撮影するような撮影ブースを用意できれば安心です。

撮影ボックスとして既にセットになった物もたくさん発売されています。

100 均やホームセンターなどで材料を集め、手作りしている方も多くいらっしゃいます。

大型の資材も、ネットなどで比較的簡単に手に入りますよ♪

自分で撮影ボックスを作るには・・・

・セロハンテープやガムテープを用意する。

・段ボールを組み立てて、撮影したい商品が入る大きさのボックスを作ります。

段ボールの内側に、スチレンボードや白い模造紙などを貼り、側面すべてが白い背景になるようにします。

撮影対象が大きく、ボックスに入りきらない場合は、模造紙などの大きな紙や布だけで背景を作ることも可能です。

カーブを作るように模造紙を垂らすことがポイントです。


基本的な室内撮影資材(卓上)

1. 卓上ライト

室内で撮影する場合、天井の光だけでは写真が暗くなるため、卓上ライトを使用。大きさの異なる商品にも対応できるようライトの位置を自由に調整できるものを選ぶ。数千円程度で買えます。

2. バック紙

商品の下に敷く無地の紙!

撮影時、机や床の上に直接商品を置かずバック紙を敷けば、背景がすっきりして商品写真の見栄えがよくなります。

白、グレー、黒の 3 種類用意。四六判サイズ(788×1091mm)で 1 枚 200 円程度。

使用しないときは丸めておき、しわにならないように保管する。

3. レフ板

明るさの調整に必須!

卓上ライトの光を商品に当てると、反対側には商品の光が当たらず、影になる部分ができる。

そのためレフ板で、光を均一に当てる必要があります。A4 サイズの段ボールと白いバック紙を張り合わせれば手作りレフ板が完成。市販品もある。

4. デジタルカメラ

今、持っているカメラで十分

量販店で売られているデジカメならば問題ありません。ただし、数年前のデジカメは要注意。「光学 3 倍ズーム」「マニュアル設定できる露出機能」など、商品撮影で必須の機能が付いているかどうかを確認すること。

数万円程度で購入できます。予算に余裕があれば、一眼レフカメラを買うのもよい。

5. 三脚

手ブレを避けるには必須。

デジカメを手で持って撮影すると、手ブレしやすい。最近は、手ブレ補正機能が付いているデジカメもあるが、たくさんの商品を撮影する必要があるネットショップでは三脚を購入しておくと便利です。1 万円程度で購入可能。

6. トレーシングペーパー

光の直射を避ける!

卓上ライトの光を直接商品に当てると、光が強すぎる場合もある。そんなとき役に立つのがトレーシングペーパー(トレペ)。

ライトにトレペを巻くことで、直射を避け、商品全体にやわらかい光を当てることができる。大型文具店で購入可能。ロール状で 2000 円程度。

今はスマホでもパソコンでもフリーの画像加工ができるアプリやソフトが多数あります。

Word や excel でもある程度の画像加工はできますので、そういった編集をしていただくことでよりキレイな写真が出来上がりますよ♪

小物背景なども、100 均の物でも使えるものはたくさんありますので、購入するであろうユーザー層に合った物、自分のお店のイメージの物を見つけてみてくださいね。

ただし、あくまで商品が主役!ごちゃごちゃ置きすぎて商品が目立たないようであれば、あえて小物は使わず、商品のみを撮影する方が綺麗に仕上がる場合もあります。

ご自身のやりやすい方法を色々と試してみてくださいね!

ALIEVE

ALIEVEはネットショップオーナーのサポートをしています。毎年たくさんの人が志を持って起業します。起業で成功するポイントは、しっかりとした事前準備にあります。一方で起業はゴールではなく、スタートであることを忘れてはいけません。しっかりと準備をして、スタートしてから暗礁に乗り上げないようにサポート致します。

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